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松阪神社
松坂城の鎮守社として、四五百森(よいほのもり)に造営されて出来た神社です。商売繁盛の「宇迦之御魂神」(うかのみたまのかみ)や、病気平癒の「少彦名命」(すくなひこなのみこと)など、様々な神が祀られています。
大正7年7月25日の日記には「乾君来りて松阪神社輪越に行く」とあります。
この頃には、東京から移り住んだ安二郎がすっかり松阪の風習にも馴染んでいる様子が日記からうかがえます。松阪公園(松坂城跡)2に度々遊びに来る安二郎にとって、松阪神社は公園からの定番の寄り道コースだったようです。境内には、樹齢900年を越える大楠がそびえています。神社造営の頃にはもうすでに、500年を経過した木になっており、安二郎をはじめ、松阪の偉人たちが眺めてきた景色のひとつです。
住所 |
松阪市殿町1445 |
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