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松阪公園(松坂城跡)
松阪公園(松坂城跡)は、かつて戦国武将・蒲生氏郷が400年以上前に築城した松坂城の跡地に、明治14年(1881年)「松坂公園」として開設されました。当時は、公園内にサルやクマなどの動物舎や遊具、料亭などがありました。
大正7年4月5日・10年4月29日の日記には友人や家族と連れ立って桜や梅、藤の花を見に出かけたりぶらんこに乗ったりしたことが度々記されています。
どうやらここは、少年時代のかっこうの遊び場だったようです。 現在は、国指定史跡としての公園整備が進み施設などの様相が変わっていますが、城の縄張りや石垣は江戸時代のまま残っています。二ノ丸にある藤の花は明治23年(1890年)に当時の愛知県鍋田村から移植されていることから、安二郎が見た藤の花と同じ景色が楽しめます。
また、園内には、本居宣長記念館、宣長の旧宅「鈴屋3」、そして、小津安二郎に関する資料が展示されている松阪市立歴史民俗資料館(2階 小津安二郎松阪記念館)などがあり、現在も人々の憩いの場となっています。
住所 |
松阪市殿町1538-1 |
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