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町中に潜む立派な日本庭園!インスタの中の人が「旧長谷川治郎兵衛家庭園ライトアップ」について書いてみた。


松阪市観光情報officialインスタグラムアカウント「@visit_matsusaka」の中の人が令和3年11月27日・28日に実施された「旧長谷川治郎兵衛家庭園ライトアップ」についてレポートするよ。

旧長谷川治郎兵衛家ってどこにあるの?何があるの?


JR・近鉄松阪駅から徒歩約10分。日本100名城のひとつ、松坂城跡から徒歩約6分。風情豊かな魚町通りにある一際大きな屋敷が「旧長谷川治郎兵衛家」。「丹波屋」を屋号とする松阪屈指の豪商・長谷川治郎兵衛家の本宅なんだ。

どれくらい「大きな屋敷」かというと、30以上の部屋がある主屋と、5棟の蔵、そして、池を中心とした回遊式の庭園があるよ。江戸時代から続く長い歴史の中で、徐々に敷地を広げ、増築や新築を繰り返して現在の大きさになったんだって。


「質素・倹約」が長谷川家創業からの家訓。屋敷には、奇抜なデザインや派手な飾りはみられないけれど、重厚な構えや良材を用いた上質な造りから、建物の素晴らしさを感じられるよ。近年の改変も最小限にとどめられていて、近世から近代にかけての商家建築の変遷を辿ることができるとても貴重な建物なんだ。写真では伝わらない広さと素晴らしさを実際に見に来てね。

建物についてもうちょっと知りたい方はコチラから

松阪市観光プロモーションサイト旧長谷川治郎兵衛家


すごい!なんでこんな大きな屋敷が建てられたの?


長谷川家は1675年に江戸の大伝馬町(現在の東京日本橋)で創業し、江戸で木綿問屋を5店舗、平坂(現在の愛知県西尾市)で木綿仕入店を営んでいたそう。主人(経営者)は、松阪で暮らしていて、手紙で経営方針を指示していたそう。江戸時代からリモートワークをしていたイメージかな。インターネットがない時代にすごいよね。

歌川広重さん作の錦絵「東都大伝馬街繁栄之図」からも江戸の様子が見て取れるよ。
松阪出身の長谷川家・小津家・長井家の出店が軒を連ねて(お店が並んで)いて、たくさんの人が買い物をしているね。その中でも人気があったのが「松阪木綿」。藍染を基調とした、縞模様のブランド「松阪縞」は江戸で大ヒットしたんだ。松阪木綿などを売って、江戸で稼いだお金が松阪の主人の許(もと)に送られて大きな屋敷作りの資金にもなったんだね。

「東都大伝馬街繁栄之図」松阪市・蔵


江戸に出店(でみせ)を持つ松阪商人が気になる方はコチラから

豪商のまち松阪と江戸・日本橋

そんな旧長谷川家の庭園をライトアップで楽しもう!


建物だけでなく、池を中心とした回遊式の庭園も素敵な旧長谷川治郎兵衛家。この土地は、以前、紀州藩勢州奉行所があった場所で、明治初年に長谷川家が購入したんだ。庭園の他に離れや茶室、四阿(あずまや)などが作られているよ。
2021年の秋に、紅葉と庭園を楽しむライトアッププレイベントを実施したので、その様子と見所を紹介します!

【見所1】豪商のまち松阪ロゴマーク


まず、目に入るのは、藍色に照らされた豪商キャンペーンロゴマーク。このライトアップは、毎年10月11月に行われる「豪商キャンペーン」のプレイベントなんだ。2020年・2021年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためキャンペーンは開催できなかったけど、次回のキャンペーン開催に備えて、人数を制限して行ったよ。

【見所2】蔵


次に目に入るのは、大蔵。5棟ある蔵の中でも最も古く、大きいんだ。昼間は特別展示場として開放しているから、中の広さを知ってからライトアップを楽しむのがオススメ。

【見所3】稲荷社(いなりやしろ)


なんとお庭に稲荷社があるよ。商売の神様を祀っていたそうで、長谷川家の繁栄ぶりからもご利益がありそうだよね。社にかかる紅葉が真っ赤に染まるよ。

【見所4】巨大な2本の松


町中にあるとは思えないほど巨大な松。お昼はひっそりと佇む2本の松をライトアップしてみたよ。紅葉の赤と松の緑のコントラストにも注目。

【見所5】柔らかな光がこぼれる離れ


回遊式の庭園内にある離れや茶室も素敵だよ。長谷川家の主人は、商売の合間に茶道や和歌・俳句などの文化活動を嗜んでいたそう。当時は、離れから松坂城跡が見えたんだって(今は建物が建っちゃって見えないよ)。

【見所6】橋と灯篭が美しい池のリフレクション


そして、ライトアップのメインとなるのが、中島がある苑池(えんち)。四季折々の風情を楽しめる苑池の夜の姿がこちら!こういうのを「趣がある」っていうんだね。
昼間は、亀が遊びに来たり、カモが羽を休めに来たりする、この苑池の夜の様子も素敵!


苑池の奥にある橋と、中島にある灯篭がリフレクションポイント。塀に囲まれたお庭だから、強い風が吹くこともなく、初心者さんでも簡単にリフレクションが撮影できるよ。

紅葉、橋、灯篭がわかる写真がこちら。オススメの構図!

【番外編】見所を見つけてみよう!


回遊式の庭園を歩いて、自分なりの見所を見つけてね。インスタグラムアカウントをお持ちの方は「#visit_matsusaka」で投稿して教えてくれると嬉しいです。ライトアップは不定期なイベントだから、お昼の庭園の様子も投稿待ってます!



いかがでしたか。


今回は建物やお庭を中心に紹介したけれど、長谷川家が創業以来大切に管理してきた、膨大な史資料も知ってほしいポイント!商業資料や古文書、蔵書類や商業関係諸道具類、生活用具類など、とても良好な状態で保存されています。近世以来の豪商の状況がうかがえる貴重な資料なんだ。「豪商のまち松阪」を知る上で、欠かせないスポットが、ここ、旧長谷川治郎兵衛家!

以上、インスタの中の人が書いてみたよ。

次のライトアップイベントが決まったら、このサイトで告知するね。


松阪市のリアルタイムの観光情報は松阪市観光情報officialアカウント@visit_matsusakaで紹介してるからフォローよろしくね!

旧長谷川治郎兵衛家の公式サイトはこちらから。

松阪歴史文化舎旧長谷川治郎兵衛家


写真:プレイベントにご参加いただいた撮影者のみなさま、他





2021年11月27日28日に行われたイベントの様子。池に落ちないよう足元もライトアップしています。プレイベントにご参加いただいた方々の意見を参考に改善を行い、みなさまに楽しんでいただけるよう努めて参ります。