このライオン像は、2016年に松阪にやってきました。
三井家の始祖・三井高利(みついたかとし)は松阪に生まれた全国にその名をしられる大商人で、この高利が江戸時代に日本橋に開業した呉服商・越後屋は、後に株式会社三越伊勢丹ホールディングスというグローバル企業となりました。 そのご縁で、三越デパートのシンボルであるライオン像が寄贈されたのです。
ロンドンのトラファルガー広場にあるネルソン記念塔下のライオン像がモデルで、背中にまたがると願いがかなうと言い伝えられています。 ライオン像のあるこの地は、かつての三井家の屋敷の一部で、歴史や文化が色濃く残る「豪商のまち松阪」の玄関口です。 往時は全国から様々なヒト・モノ・情報が集まる交流拠点であり、この地の利は江戸に店を持っていた多くの松阪商人を輩出し、その発展に大きく寄与しました。
豪商たちの邸宅や所蔵品が昔のまま残っている風情あるまちなかを歩きながら、江戸時代の松阪の繁栄を想像してみてください。 そして、ライオン像が待っている「豪商ポケットパーク」でひと休みしてください。
観る
豪商ポケットパーク
住所 | 本町2176-10 |
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料金 | 無料 |
駐車場 | なし |
アクセス | JR・近鉄松阪駅より徒歩約10分 |
公式サイト | https://www.city.matsusaka.mie.jp/soshiki/41/goushou.html |